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【介護のお仕事術】複数確認で状態把握と情報共有

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読了の目安
約3分23秒

利用者さんの状態に変化が見られたとき、それがいつ頃からあらわれた症状なのかがとても大切な情報です。
しかし、スタッフがそれぞれバラバラに確認していたら情報がズレてしまいその後の経過に影響する可能性もあります。 

いつもとの違いに気付いたら

毎日利用者さんと接していると、ほんの些細な変化に気づくことがあります。
例えば、
 
・元気がない
・顔色が悪い
・いつもより身体が温かい 

このように、正直明らかとは言えない異変を感じたとき、自分の気のせいかもしれないと思い記録に残さないスタッフもいます。しかし、これが今後大きな異変につながる可能性もあります。そのとき、自分しか気づいてない異変であり、自分の中だけで留めていたとしたら後になってそれを証明する方法はないのです。
そのため、どのような些細な変化であっても記録に残すようにしましょう。 

「ちょっと見てください」の情報共有

私自身もそうですが、自分の気づきが記録に残すほどのものなのか、また様子を見てもよいものなのかはいつも判断に迷います。そんなときは、他のスタッフに声をかけて一緒に確認してもらい自分だけが気づいたという状況をつくらないようにしましょう。
もし、お互いに確認して気のせいかもしれないと判断し記録に残さなかったとしても、自分以外に確認したスタッフがいれば、それは情報共有したのと同じです。
利用者さんの異変に早期に気づくことはもちろん大切なことですが、それと同じくらい「○日前にも、些細な異変があったかもしれない」や「○日前はこんなに酷い状態じゃなかった」という複数のスタッフからの情報も大切なのです。 

ケアのときは声に出して状態確認

ケアのときに私語ばかりしているのは良くありませんが、利用者さんに関することはぜひ声に出して欲しいと思います。 

発赤を見つけたときは「〇〇さん、ここ赤くなっているけど痒いですか?」
青あざを見つけたときは「〇〇さん、ここぶつけた覚えありますか?」 

というように利用者さんとのコミュニケーションを兼ねて声に出しておこないます。そうすることで、自然と誰かの耳に入るのです。 

とりあえずメモしておく

複数確認する方法は、スタッフとの確認や声に出すことだけではありません。私は自分のポケットに忍ばせているメモ帳に日時と気づいたことをメモしています。最初は記録をするときに忘れないために取りはじめたメモでしたが、何気なく書いていたメモが後々役に立ったことがあります。 
近くにスタッフがいないときにもメモ帳が複数確認の役割を果たしてくれます。メモ帳がないときにはその場にあるディスポーザブル手袋に書き込んだこともあります。 

高齢の利用者さんは、些細な変化があっという間に悪化してしまうことはよくあります。複数確認しておくことは利用者さんのためでもあり、自分の過去の気づきや意見を守る対策でもあります。みなさんも、どれほど些細なことでも自分の中だけで留めず情報共有できるよう意識していきましょう。 

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