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介護の場で新しい季節を楽しむために注意すること

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体力がない高齢の利用者さんは、少しの環境の変化でも体調を崩してしまいますが、春は比較的高齢者にとっても過ごしやすい季節です。
しかし、楽しいイベントもあれば、注意しなければならないこともあります。 

お花見はお昼からおやつの時間に

春といえばお花見ですね。
お花見は、陽気が暖かく春を感じられるとっておきのイベントです。しかし、桜がきれいな時期はまだ朝と夜では外の気温の変化が大きい時期でもあります。そのため、お花見はお昼頃から15時頃までにするとよいでしょう。
お花見をかねて、利用者さんと外でお弁当を食べるのも気持ちがいいですね。 

花より団子は注意

花より団子という言葉がありますが、利用者さんの中にもお団子などもちもち食感のお菓子が好きな方もいます。しかし、加齢に伴い飲み込む力が弱くなっている利用者さんにとっては、とても危険な食べ物です。 

そこで、栄養士と言語聴覚士が協力して飲み込む力が弱くなっている利用者さんにも食べられるような春らしいお菓子を考えてくれました。
豆乳でつくったやわらかいゼリーに、水で溶いたきな粉と黒蜜をかけたわらび餅風ゼリーです。きな粉のパサパサ感はムセに繋がるため、液体状にしてあります。一緒につくれる利用者さんにもお手伝いしてもらい、みなさんに提供されましたがとても好評でした。食べにくいものを食べられるように考えるのも楽しいですよ。 

環境の変化に慣れるまでには時間がかかる

春は別れと出会いの季節でもあります。施設での生活が長い利用者さんの場合、スタッフの入れ替わりに遭遇することもあります。辞めるスタッフ、新しく入職したスタッフもいっぱいいっぱいかもしれませんが、実は利用者さんも見えないストレスを感じてしまうことがあります。 

たとえば、大好きだったスタッフが退職することで気分が落ち込み、あまりデイルームに出てこなくなり認知症が悪化してしまう。新しいスタッフのケアの仕方の違いに慣れずストレスを感じ認知症の悪化や体調不良を起こしてしまうことがあります。しかし、これは誰が悪いというわけではありません。環境の変化に慣れるまでにかかる時間は人それぞれ違います。そのため、私たちは利用者さんの言葉にならない声を聴き、少しでも環境の変化に慣れるよう関わりながら体調の変化にも敏感に対応しなければなりません。 

水分摂取は忘れずに

夏の暑い中では水分摂取を意識しますが、脱水症は季節を問わず注意しなければなりません。春は日照時間が伸びてくるため、窓際の陽が当たるところは思いの外、外よりも暖かいです。利用者さんが過ごす場所にも意識しつつ、水分摂取を意識しましょう。 

春に限らず季節の変わり目には注意が必要です。利用者さんはもちろん、私たちも体調を崩さないよう気をつけながら新しい季節を楽しみましょう。 

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