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夜間の介護の現場あるある話

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読了の目安
約3分33秒

私の職場では、夜間はスタッフが3名で50人近い利用者さんをみています。夜間は利用者さんも寝ているためスタッフが少ないのはわかりますが、寝るどころかいろんな事態が起こるのが夜間帯なのです。 

シーツに包まって這いずり回るおばあちゃん

スタッフ1名が休憩に入った頃、もう一人のスタッフと手分けして巡回をしていました。
今日は割と落ち着いているなあと足取りも軽く歩いていると、一瞬影が目に入りゾクゾクっと背筋が凍るような感覚がありました。その場で立ち止まり、恐る恐る近づいてみると影がゆっくり動き出し思わず叫びそうになりました。
しかし、大声を出すわけにもいかずこれでもかというくらいの早歩きでもう一人のスタッフを呼びに行き、再び先ほどの場所に戻ってみると、それはシーツに包まって床をずりずりと這って歩く利用者さんだったのです。

何が起きているのか理解できない状態でも、冷静に利用者さんのベッドのシーツを交換し、その日はお薬を飲んで休んでもらいましたが、あれはついに見えてしまったと思った瞬間でした。 

静かなフロアに響く音

夜間、静かな日はほとんどありませんが、時々静まり返る時間帯があります。
その日は夜中の2時頃、そろそろおむつ交換、体位交換に回ろうと思っていた時、ガサガサという音が響いていました。
私以外のスタッフは同じ場所にいるのに、どこから音がするのかとフロアを見て回りました。最初は良からぬ虫か何かだと思っていたのですが、何と利用者さんがベッドの上で正座してパンにかぶりついていたのです。

見た瞬間に思わず笑ってしまいましたが、その利用者さんは持病があるため出される食事以外は禁止だったのです。お腹が空いたのか、寝ぼけていたのかはあえて問いただしませんでしたが、家族が持ってきてくれたらしきパンは没収させてもらいました。 

5分も空かないコールの嵐

認知症の利用者さんは、日中は落ち着いているような方でも夜になると変な行動を取ることがあります。
最初のコールは夜中の3時でした。Aさんはトイレに行きたいと言い、一緒にトイレに行こうとすると既にオムツの中でしてしまっていたので、その場で綺麗にしてまた横になってもらいました。
片付けをしてスタッフステーションに戻ろうとした時にまたAさんからコールがありました。Aさんはトイレに行くと言うのです。「さっき綺麗にしましたよ?」と伝えると「また行きたい」と言うのです。
トイレが近いのかと思い、トイレに行ってみるのですが出たばかりなので出ません。「また後から行きましょう」とベッドに戻ってもらいましたが、また5分ほどでトイレに行くというコール。その後も頻回にコールが続くものの、トイレに行くと出ないの繰り返し。

そんなこんなで外は明るくなり、ヘトヘトの私たちが利用者さんを起こして回る中、Aさんは大きなイビキをかいて寝ているのでした。 

介護職をしていても家庭の事情もあり、夜勤ができない方もいると思いますが、夜勤帯は日勤帯では想像できないことが日々起こっています。スタッフも少ないため大変なこともありますが、つい笑ってしまうようなこともあります。実は私は、何が起こるのかハラハラドキドキする夜勤が好きです。みなさんもみなさんなりに楽しく夜勤帯を過ごしてみてくださいね。 

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